保護者の問題

保育所では、子供のけがが原因で保護者からのクレームがつくことがあります。しかしそれよりも保育士を悩ませるのは、親自体に問題行動がある場合ではないでしょうか。

保育所には決まった登園、退園時間があります。仕事などの都合がある家庭には、それぞれ個別の対処をすることもありますが、特に事情のない園児の場合は、決まった時間に保育所に来て、帰らなければいけません。 しかし中にはそうした時間を守れない保護者もいます。毎日のように遅刻したり、迎えの時間が遅かったりする保護者に、保育士が一人で対応するのは大変です。保育所に行きたがらないなど、理由がある場合も含めて、園長など管理側に伝えて問題を共有するよう心がけましょう。

迎えの時間に関しても、あまりに遅くなる日が続くようであれば、契約を改めるなどの事務処理が必要です。担当の保育士から伝えて改善がないようであれば、管理側の先生から話をしてもらうようにします。 保育所は、大勢の園児が過ごす場所であり、皆がルールを守らなければ運営はスムーズにはいきません。時間についてもそうですが、おむつの持ち帰りや着替えの管理など、規則を守ることができない保護者については、園全体で問題解決に当たることが大切です。

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